海からのメッセージ 三部作第二章 ~リュウグウノツカイ~

ブルースペース

2010年03月14日 18:30



学生サークル合宿も無事終わり、
閑散として少し寂しいブルースペースよりお届けしています。トッティです。







まずリュウグウノツカイとは

・全長は5.5mほどだが、10mほどになるものもいる。
・外洋の中層で、群れを作らず単独で生息する深海魚である。
・生きて泳いでいる姿を撮影した映像記録は非常に少なく現在一件のみが確認されている。
・傷ついた個体や波浪に巻き上げられた個体がたまに海岸に姿を現し、沿岸の住民を大いに驚かせるが、そのインパクトの強い外見から日本の龍宮や人魚、西洋諸国のシーサーペントなど、多くの伝説が生まれたと考えられている。


ウィキペディアより
~リュウグウノツカイ~



この深海魚は国内でもせいぜい年1~2回のペースでの発見が普通でしたが、
去年の秋から今年にかけてなんとその数20数匹。







上の写真は去年の1月22日、
青森の陸奥湾で仕事をしていた時にたまたま見つけて捕まえた写真です。


見つけた時はリュウグウノツカイとは知らず、
「なんじゃこりゃーっ!!」とただ興奮してクルーたちと飛び込びました。


泳いではいたんですけど、
もう弱っていたのはわかりました。

まあ深海魚が水面を泳いでいるんですからね。



その後テレビ局が来て水族館の職員が持って行きました。
ウィキペディア掲載の展示施設・青森県営浅虫水族館がソレですね。

後日、北大に引き渡され研究されているそうです。



いや~、生け捕り、もしくは泳いでる動画でも撮っとけばよかったな~



この先、ボクが何十年と潜り続けていても、
一生出逢うことはないんでしょうね。







ところでこのリュウグウノツカイが揚がるのは天変地異の前ぶれと言われています。


去年今年と日本海に異常に揚がり続けているこの状況は、
海からの何らかのメッセージなのかもしれません。


それが今年に入ってのハイチ地震、またはチリ地震(津波はまさかこれ?と思いました)、
もしくはこれから日本で大地震!?



どれかはわかりませんが、何が起きてもおかしくないこの世の中。

もう少し海からのメッセージに耳を傾けるべきだとボクは思います。




以上、海からのメッセージ 三部作第二章 ~リュウグウノツカイ編~ でした。


次回は最終章 ~サンゴ編~ です。


Sea you!^^